ユーグレナ石垣港離島ターミナル誕生

 石垣市が自主財源を確保する目的で石垣市ネーミングライツガイドラインを策定してきた。

 今年2月には、ガイドラインに基づいて石垣港離島ターミナルのネーミングライト(命名権)を発生させることを決め、2月21日に(株)ユーグレナとのネーミングパートナーの協定を締結。

 これにより石垣市離島ターミナルをユーグレナ石垣港離島ターミナルと、愛称を決めている。

 4月1日午前10時から石垣市離島ターミナル玄関口で、ユーグレナ石垣港離島ターミナルと愛称を付した看板の除幕式がおこなわれた。

 まず石垣市長の中山義隆氏と(株)ユーグレナの代表取締役の出雲充氏、竹富町長の西大舛髙旬氏が、除幕を実施して、玄関口のユーグレナ石垣港離島ターミナル表示が露わになった。これにより、この日から5年間、同ターミナルがこの名前となったことになる。

 挨拶に立った中山市長は、
「維持管理や整備にあたる資材費用の確保のためにネーミンルライツ制度を導入し、ここ石垣市離島ターミナルが最初の施設としての導入の運びとなりました。」
と述べていた。

 出雲氏は
「このようなすばらしい天候の日に、ユーグレナ石垣港離島ターミナルがスタートできることに、心から感謝を申し上げたいと思います。私ども、石垣市白保でユーグレナとクロレラの開発を実施してきました。まさに、石垣島との縁は、まさにこの光合成、降り注ぐ太陽の光がきっかけとなって、石垣・八重山で、お世話になることになったので、このユーグレナ石垣港離島ターミナルが、すばらしい晴れ間の中でスタートを切らせていただけることを、本当にありがたく思っております。」
と、この日のスタートを喜んでいた。

 このあと、竹富町長の祝辞のあとテープカット、鏡割りがおこなわれて、新たな名前となったターミナルの除幕を祝っていた。

 このあと余興もおこなわれて、與那國久枝踊り稽古道場こっこーまの八重山の踊りなどが披露されていた。


 
 (流杉一行)

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