東日本大震災チャリティーライブ開催中

 3月11日は、7年前に東日本大震災がおこった日。国内全体が冥福を祈り、忘れないことを誓う日でもあるが、石垣市は市長選投開票の日にするとは、いったい誰が想像したことか。

 復興はまだ途上で、原発事故のあった福島第一原発では、いまだに炉心溶解したあとの始末の先行きが見えない状態。

 全国で風化が危惧される7年目を迎えた中、石垣市で今年実施されるのは、唯一ミュージシャンが集う東日本大震災チャリティーライブだった。

 今回、3つどもえだろうが、何であれ、市長選の投開票日と重なり、官製復興支援式典がない案内もでない中、7年目を迎えた石垣市では、8回目を迎える東日本大震災チャリティーライブが、午後3時50分から実施されている。

 

 19のミュージシャンが、ユーグレナモール公設市場向かえのJAZZ BARすけあくろに集まり、午後3時50分から午後10時30分まで、「ぼくらに今できること!東日本大震災チャリティーライブ2018in石垣島」が開催されている。

 手狭なバーながらも、集まった人々は、東日本大震災で犠牲になった人々への気持ちを、このライブへの参加で、示したいと、続々集まっている。

 実行委員長の上間康弘氏(52)は、「丸7年が経って、私自身も被災地に行っていませんが、メディアでは復興は進んでいないと言われる中、忘れてはいけないし、風化させてはいけないという気持ちで、今年も開催しました。スタッフ全員がそういう気持ちでやっています。被災地へいくこともできないので、年に一度しか出来ないけれども、絶対に忘れないこと、気持ちを寄せること、気持ちをつなげていくことが大事だと思い、続けてます」
 と述べていた。

 出演者は、RockeT`z、石垣博公、ミネオモチ、Wanderer`s、つちだきくお、池原コーイチ、With you、かとうなほ、ぴらつかるてっと、下地盛弥、林田健司、なるとバンド、BLACK RAIN、増田めぐみ、Naomi&K-sai、西表ファミリー、B,B Blues Band、池田真作~shin~、THE KAZEASHIの19のミュージシャンが演奏。

ワンドリンク付きで一人1500円。

 収益金は「MY LIFE IS MY MESSAGE」(福島県相馬市応援プロジェクト)に寄付するとのこと。

 
(流杉一行)

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