市長選公開討論が2日に開催

 来る3月2日午後7時から石垣市民会館大ホールで石垣市長選挙立候補予定者による公開討論会が、八重山青年会議所主催で実施される。

 これに先立ち、2月23日午後2時から八重山青年会議所事務所で公開討論会に関する記者会見がおこなわれ、兼盛博文理事長が公開討論会の開催趣旨を説明した。

「市民の皆様が、予定候補者が政策をしっかり理解しているか、どれだけ街のことを真剣に考えているかについて、生の討論を聞き、その人となりを知ることが出来る討論会になると思っています。候補者にすれば、有権者に自らの考えを直接発信できるよい機会となり、有意義な機会になると思います。」

と、多くの市民の来場をお願いしていた。

 公開討論会はまず3候補者が立候補動機と基本理念を一人5分で紹介。

 重要政策についても5分でそれぞれ述べたあと、主催者が用意した質問にプラカードで答える一問一答が3問ほど実施されたあと、本題の3候補者によるクロストークがおこなわれる。

一人の候補者が、それぞれ6分づつ相手2候補に質問する形で、討論ができる。

 6分づつ2人へ、計12分の持ち時間で、識者によれば公開討論での持ち時間6分は一般の討論に比べて長い部類に入り、白熱することが期待できる模様。

なお会場の市民会館は1200人の収容限度が有り、整理券が27日の10時から八重山青年会議所事務所で配布される。1200枚用意され、入場無料。

 今回は、18歳以上の選挙権が認められて、高校生専用の席が用意される。

 当日、壇上討論での誹謗中傷や観客からのヤジを飛ばさないルールが設けられ、それに反すれば、ブザーや呼び鈴が鳴らされる予定。討論の最後に、このブザーや呼び鈴が誰の持ち時間中に何度鳴らされたかを、発表もするとのこと。

(流杉一行)

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