親子で「野菜ケーキづくり」JA食農フォーラム八重山初開催

 11月12日午前11時半からJAおきなわ八重山支店で、親子でつくる野菜ケーキ寿司づくりが行われた。

これはJAおきなわが主催で今年度からスタートしたイベントで「JAおきなわ食農教育ワークショップ・フォーラム」と銘打って、すでに南部地区2回、中部地区1回、北部地区1回、宮古地区1回実施済みで、今日、八重山での開催となった。

 JAが取り組む地産地消を推進へ向け、野菜の消費拡大に資するとともに、野菜に関する知識を向上させるねらいもある。

 この日、野菜ソムリエ上級プロの徳元佳代子さんを講師に、午前10組と午後11組の親子が野菜ケーキ寿司に挑戦した。炊きたてのご飯2合にすし酢、ハンダマの葉、水で寿司飯をつくり、具材はニンジン7mm角切り、パプリカ7mm角切り、市販のいなり寿司用の揚げ、市販のいなり寿司用あげの煮汁、3倍濃縮めんつゆを利用。トッピングは、サヤインゲン、きゅうり、ミニトマト、生ハム、スターフルーツ、錦糸卵をつかい、ケーキ風に寿司をつくるもの。

 ハンダマを2分ゆで、煮汁の上でかたく絞り、濃い汁をつくり、飯に色づけして、華やかさを演出。

具材はニンジン、パプリカの順でほかの具材と煮るなどして、いよいよデコレーションする時間となる。

親子で大きなケーキ寿司と小さなケーキ寿司をつくり、楽しい時間を過ごしていた。

 母親と参加した平真小学校3年の高屋季呼ちゃん(8)は「ハムでバラをつくるのが面白かった」と子どもの手には難しかった細かい作業も、続ける中で楽しさに変わった模様。

同伴の高屋亜美さん(38)は「家とは違い、大勢がいる場で子どもといっしょに料理をする機会はないので、新鮮で楽しかった。」と感想を述べていた.

(流杉一行)

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