「この先海です」授業が八島小学校で

 10月24日午前8時45分から石垣市立八島小学校で小学5年生34人が総合学習の時間に「この先海です」授業を経験していた。

 これは、特定非営利活動法人「海の自然史研究所」が各地で実施する「この先海です」の授業を、わくわくサンゴ石垣島のスタッフ4人が協力して八島小学校で実施したもの。

 八島小学校の5年生に、海の大切さを知るとともに、雨水溝が海につながっていることを実感することで、チリを道ばたに捨てることが海を汚すことにつながるのを自分で気がつき、海を汚さないためにするべきことを自覚すること。

 石垣市内でのこの取り組みは、今回で4回目。子ども達が雨水溝の役割と、海の大切さを身近な場所で実感して、「この先海です」という路上アート的なペインティングを実行することで、社会参加的な意味合いも加わり、学校周辺17カ所の雨水溝の入り口を日々見ることで、ゴミのポイ捨てをしない意識が自身の中で高まることが期待されている。

 この日は、午後からビーチクリーン活動も実施して、子ども達は海を大切にすることを身近なことから実感していた。

(流杉一行)

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