わらばぁーと・ゆんたく子ども学校でプログラミング

 8月6日から13日、わらばぁーと実行委員会とゆんたく家協議会主催による「わらばぁーと・ゆんたく子ども学校」が開催されている。子ども達に島の自然や文化、アートにふれてもらい、ものづくりを通して、創造性溢れる感性豊かな子どもを育むためのアートワークショップで、6日からユーグレナモールで陶芸・香水ペンダント。ネイルアートなどの様々なメニューが用意されており、好奇心旺盛な子ども達には楽しい場所となっている。

 8月8日は、開催場所を八重山商工高校c棟プログラミング室に変え、「はじめてのプログラミング」と題して開催され、約10人の小学2年生から中学生までが参加した。パソコンが揃う教室に、最年少で小学2年生の子どもがプログラミングに挑戦。マイクロコンピュータボード「チビット」をつかって子ども達ははじめてのプログラミングに挑戦していた。この日の講師は、松島進先生で、商工高校の生徒が子ども達の手助けをするもの。この日午前の部に8人、午後の部に10人がプログラミングに挑戦していた。

 松島先生の子ども達に合わせたわかりやすい解説と、商工高校の生徒の上手なサポートが利いて、瞬く間にプログラムを実行させる方法を理解。その理科力の早さには、先生も驚いた様子。先生が指図する前に、すでに次の作業をする子どもも出て、先生も舌を巻く優秀さ。

 八島小学校の4年生のリー遙風(はるか)さんは「最近、ローマ字を習ったけど、プログラミングははじめて。面白いです。もっといろいろやってみたい」と、次々にプログラムを実行して見せていた。高校生がそばでプログラミングの楽しさが分かるようにサポートしているのもあって、子ども達はマウスとキーボードを自由に操って、パソコンに親しんでいた。

 わらばーと・ゆんたく子ども学校は、ユーグレナモールで主に開催されており、毎日メニューが変わる多彩な講座が展開して、12日まで行われている。

(流杉一行)

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