八重山マンゴー研究会が品質評価検討会開催

 7月21日午後1時から八重山県合同庁舎4階会議室で八重山マンゴー研究会(大原剛会長数26)がマンゴー品質評価検討会を開催した。

 同研究会は平成20年に設立。7年前から品質評価検討会を毎年実施して、今年で7回目。この日、26の会員のマンゴー農家が自慢のマンゴーを携えて集合し、マンゴーを3つに切ったものと、試食用のカットされたものを並べ、会員らが果実の姿を見比べ、カットマンゴーを食べ比べて、1位と2位になるマンゴーの番号を投票用紙に書き込んでいた。

 今がマンゴーの収穫最盛期とあって、農家には繁忙期真っ只中。それでも26の会員全員が集まるのは、自分がつくる以外のマンゴーを食べ比べる機会がないため。

 かわみつ農園の川満起史(たつし)さん(29)は、今回4度目の参加。「今年の品評会のマンゴーは、全体においしいものが増えている。見た目もよくなり、そこは収穫量が多いために、よいものが出せている」と述べ「この日の検討会は、自分が取り組んだ一年間のマンゴーの栽培方法が正しかったかどうかの、成績発表の場のようなもの」と、最盛期であっても農家には大切な日であることを述べていた。

  同会会長の大原剛氏は、「各農家の甘さが似てきている。レベルが上がっていて、色や形がよくなっている。」と、日々研鑽するマンゴー農家の努力が実っていることを実感していた。

 この後、一般人にも開放され、投票用紙をもらって、26の農家が出品したマンゴーを食べ比べていた。その多さに、「最初食べたものがどんな味か忘れてしまう」という声や「どれもおいしくてわからない」という声が、乱れ飛んでいた。

 なお、8月下旬の同研究会定例会で結果が発表される予定。2ヶ月に一度のペースで講習会を実施して、品質を上げるための取り組みを続けてきた同研究会は、昨年、これまで最低の不作を経験。今年は、昨年休んだ分が豊作となった模様。今の最盛期は一週間続いて、もっともよい日が月末当たりとみる農家もこの日いた。8月上旬には収穫は終わる模様。

(流杉一行)

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