八重山平和祈念館 企画展

                         あいさつ
八重山地域マラリア防遏の歴史〜患者ゼロを達成するまで〜」の開催にあたり、ごあいさつを申し上げます。
長年にわたり八重山の人々を苦しめてきたマラリアは、伝承によると西暦1530年頃にオランダ船により八重山に持ち込まれたとのことです。
八重山と言えば、第二次世界大戦末期における「戦争マラリア」の悲劇を思い浮かべますが、歴史を更に振り返ってみると、戦前から戦後の昭和30年代にかけて、風土病ともいえるマラリアが存在していたことも忘れてはなりま   せん。
今回の企画展は、自らもマラリアに罹患しながらも八重山の現地調査を行った三浦守治医師を始め、戦前から第二次世界大戦後にマラリア患者がゼロとなるまで、八重山のマラリア防遏に尽力された研究者等の方々に主に焦点を当てて紹介し、その歩みを振り返る内容となっています。
これら展示を通して、八重山の防遏のために尽力し、苦難を乗り越えたくましく生きてこられた先人たちへの感謝の思いを深くするとともに、今日のマラリアのない平和な暮らしの大切さについて考える機会となれば幸いです。

平成29年6月1日

八重山平和祈念館
分館長 比屋根 勉

マラリアは結核、エイズと並んで三大感染症とも呼ばれ、2015年の死亡者数は438,000人と推定されている世界規模で流行している病気。

かつて八重山でも大流行したマラリアを防遏できた背景がよく分かる八重山平和祈念館の企画展。

本日6月21日までとなっています。

6月23日の慰霊の日を前に平和について学習するいい機会です。

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