石垣市交通安全母の会が小学一年生にマスコット贈る

 4月4日午後4時石垣市教育委員会に石垣市交通安全母の会(宮良和美会長)の13人が自ら制作した交通安全マスコットを石垣市教育委員会へ寄贈した。これは同会が、毎年4月に新小学一年生が通学する際に、交通事故に遭わないよう、多くの人に交通安全を呼びかけたい想いから制作し、子ども達に贈っているもの。

 この日、1300個の手作りマスコットを、小学一年生の子ども達と担任の先生ひとりひとりに配ってほしいと、小学校ごと小分けにして、石垣安志教育長に託していた。

 石垣市立の小学1年生の数は596人で、石垣市教育委員会へ託された交通安全マスコットは、市立小学校の新小学一年生および担任や校長など、関係者に配られる。また私立の海星小学校向けには35個が同会から配布される。挨拶に立った宮良会長は、「事故防止(ぼうし)との想いから、きれいな帽子をつくってきました」と述べ、制作原案づくりから半年がかりでメンバーひとりひとりノルマを課しての取り組みで、つくる側も達成感があり、それが交通事故防止につながる喜びがあったと報告。去る3月8日には、富崎観音堂での祈願も済ませてあるとのこと。マスコットは、ひとつひとつデザインが違い、見栄えするなかなかの作品。同会の想いが届くかに、目立つものになっている。

(流杉一行)

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