サンシンの日で三線大合奏

 3月4日はさんしんの日として、1993年(平成5)に沖縄本島で始まり、沖縄県読谷村ではこの日に合わせて三線の大合奏を実施している。石垣市でもサンシンの日として、この日、サンシンの日実行委員会と石垣市文化協会が主催。八重山では2001年(平成13)から大合奏会が催され今年で17年目を迎えている。

 午後6時から集合場所の八島小学校体育館に、三線ケースを抱えて多くの人が参集して、まずは子供たちの演奏を最初に実施したあと、調弦を開始。この日は全世界一斉に19:00の時報に合わせて「かぎやで風」を演奏することになっているらしい。

 かくして八重山民踊の代表曲で、座開きの演目として大切にしてきた「鷲ぬ鳥」を糸洌長章氏の合図で一斉に唄いながら大合奏をスタートさせた。会場には流派を越えた老若男女約250人が一堂に集い、かぎやでぃ風をはじめ鷲の鳥節、赤馬節、安里屋ユンタなど圧巻な大合奏会が行われた。

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