高校生が観光の裏方リネンサプライを見学

 八重山商工高校商業科観光コースの高校1年生19名が石垣市登野城にある太洋リネンサプライ株式会社を職場研修した。観光について、景観スポット巡りや居心地の良い環境を提供するサービスであることを学ぶ一方で、ベッドのシーツや浴室のタオルおよびホテルの制服など、観光事業で必須となる洗濯を一手に引き受ける会社を見学することで、観光業の裏方を学習するというもの。

 この日、一行はリネンサプライ(株)三木誠取締役統括部長と宜保潤次長の案内で工場内を作業の流れに沿って巡り、回収、仕分け、洗濯機への投入、乾燥、仕上げと、大型の機械をつかって作業が進行する様子を見学した。大型の機械を前に自動化装置が処理能力をアップする説明に生徒らは、驚いた面持ちで聞き入っていた。
参加した川奈詩織さんは、「会社を外から見たことはあったが、これまで深く考えたことがなく、はじめてみました。いろんな職種が有り、限られた人数で効率的にやっているのを知り、仕事の重要性や作業の大変さも知れて、楽しかった」と話していた。

(流杉一行)

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