「共に手をつなぎ 支えあい 助けあう 地域の絆」を大会スローガンに第13回石垣社会福祉大会が2月22日午後2時から、石垣市健康福祉センター集団検診ホール開催され、多くの関係者が集まった。
3年に一度開催されるこの大会は、社会福祉法人 石垣市社会福祉協議会が主催するもので、同協議会が社会福祉関係者を社会福祉に関する課題解決に向けた決意を表すと共に、社会福祉の発展に寄与した人への感謝状と表彰状を贈呈するもの。
この日、特別功労者5名、会長表彰者42名、会長感謝状27名への贈呈式がおこなわれ、大会スローガン「共に手をつなぎ 支えあい 助けあう 地域の絆」のもとで、市民誰もが住み慣れた地域で自立した生活が送れるよう取り組む決意が述べられていた。
閉式の後、南部福祉保健所の大見謝辰男氏による「視覚障がいランナーと伴に20年」と題する講演がおこなわれ、大見謝さんが組織する沖縄伴走ランナーネットワークのできるきっかけや、組織、伴走の技術など広範囲の話が展開。伴走側も障がい者の側も、入念な講習を経て、実現しているランニングであることを示していた。
この日、会場で講演を聴いていた浦浜元光さん(77)は「私は沖縄の伴ネットも知っています。今は石垣の伴ネットです。一人で閉じこもらず、健康になれる伴ネットにたくさんの障害者が参加し、ボランティアも増えてほしい」と述べていた。
(流杉一行)