JA八重山地区営農振興センター水稲部会初荷式

 6月15日午後1時半より石垣市ライスセンターでJA八重山地区営農振興センター水稲部会による初荷式がおこなわれ、令和5年度産の八重山産のひとめぼれ約60トンが、20トントラック2台で港を往復して出荷された。

 初荷式で、農家代表としてJA沖縄八重山地区水稲生産部長の翁長氏があいさつに立ち、日本一早いコメが沖縄本島に送ることができてうれしい。沖縄本島で新米を待つ消費者が大勢いるので、安全に事故なく消費者に届くことを望んでいると述べていた。

 八重山地区営農振興センターの米盛充紀センター長からは作柄の報告があり、1月下旬から田植えがおこなわれ、2・3月の曇天による日照不足で稲から新たな茎が増える分けつが不足する事態や、台風による倒伏の影響もあったが、順調に育ち、石垣530トン、西表160トンが見込めていると、作況概況を述べていた。

 このあと、20トン積んだトラックを塩と酒でお清めをして、万歳を唱える中、トラックはライスセンターを出発。新米が沖縄本島に運ばれていった。

 トラックが往復してこの日は60トンが出荷された。
 

 (流杉一行)

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