3月16日午後1時半から、大浜公民館で第31回石西礁湖再生協議会が開催された。
予め開催され、議論された3つの部会での意見交換が公表され、普及啓発・適正利用部会からは石西礁湖が一般に知られていない現状を問題視し、普及のためにも飾り文字コンテス手の開催を提案していた。
また学術部会からは、陸から海へ排出される家畜などの糞尿と関係するリン酸の影響をどう低減させるかについて、島内での循環共創クラスターの構築について述べ、「八重山うみしまフレンドシップ」の具体的なプロジェクトの稼働を述べるなどしていた。
海域・陸域対策部会からは、ダイバーの養成とサンゴ礁保全を組み合わせた、新しい観光スタイルのプログラムを実施することなど、新たな高い付加価値の観光に触れていた。
それぞれ各部会の発表の後、環境省の実施事業や、今年1月開催の全国自然再生協議会などの報告が行われた。
この後は、各委員の取り組みが報告され、意見交換も実施されていた。
(流杉一行)