8月6日午後6時半から南の島の星まつりの夕涼みライブ&星講座・観望会が南ぬ浜緑地公園で開催された。
コロナ禍により2020年、2021年と2年続けて南ぬ浜緑地公園でのライブコンサートやライトダウンによる星空観望会の開催が中止されてきた。
今回、コロナ予防の対策を徹底し、予約制での有観客での開催を決定。7月11日からはじまった事前予約に応募した500人が、この日会場入りして、久々の夕涼みライブと星空観望会を楽しんでいた。]
夕涼みライブの最初のステージは、石垣島出身の池田真作さん。当初出演予定だった仲田かおりさんが体調不良のため出演が見合わせられ、急遽登場の池田さんは、パワフルなステージを展開して、3年ぶりの生ライブステージの滑り出しを飾っていた。
このあと、大浜のとばらーまチャンピオンで知られる大石定治さんが登場。民謡を披露して八重山文化色濃厚な舞台で、観衆を喜ばせていた。
ナオト・インティライミさんがスペシャルゲストとしてステージを展開。会場を大いに盛り上げていたほか、最後に登場したきいやま商店は、パワフルなステージでコロナ禍を忘れさせるノリノリの曲を次々に展開。新曲も添えながらたのしいひと時を提供していた。
ライブの後は、NPO法人八重山星の会による星空観望会が実施され、同会の通事安夫会長から、月のライブ映像を見ながら、月面着陸を達成したアポロ11号ほかの着陸船の着陸地点や、月面にまつわるUSAの取り組みなどが紹介されていた。
この日の開催では、夜空に月が出ているために、星が見づらいことを察して、同会はすでに星を撮影した写真を用意。その解説を、NPO法人八重山星の会理事の本宮信夫さんが実施。色鮮やかな恒星、星団など、美しい星の写真を披露して会場を沸かせていた。
(流杉一行)