9月26日午後7時から石垣市結こころセンターで住民投票を求める会(金城龍太郎代表)による報告会がおこなわれ、同会が石垣市に対して住民投票の実施を義務づけるよう那覇地裁に提訴した件のわかりやすい説明と、それにむけた活動資金の募金のお願いを実施した。
この日、2人の弁護士、大井啄氏と中村昌樹氏と、一人の司法書士、安里長従氏が那覇地裁への提訴した内容を詳しく解説。参加者からの質問にも、わかりやすい形で報告していた。
会場には100人以上の多数の参加者が来場。
冒頭、挨拶に立った金城龍太郎代表は、
「今、社会が変わろうと、脱皮しようとしている。今までは強いリーダーが求められいた。が、そこにパワハラや忖度の問題がリーダー像に見えてきた。これからは、みんなの意見が認められて、反映されて、共存していく社会にむかって行くのではないかと思う」
と述べ、
「この住民投票の運動も社会が動こうとしている流れのひとつではないかと感じている」と率直に話して、「多様性を認める社会が島を魅力的にする」と語りかけ、そこを目指すのが住民投票の運動であることを述べていた。
このあと、これまでの経緯をたのしいコント調で紹介があったあと、弁護士と司法書士から説明が実施され、質問コーナーでは勝算についてや、いつ頃に結果が出るか、市はどんな形で反論するかの予想などを質問。
ひとつひとつわかりやすい形で回答して、集まった人の心配や疑問を解消していた。
最後は、募金のお願いをして報告会を締めくくっていた。
(流杉一行)