1月14日午後3時から石垣市民会館中ホールで石垣市主催の尖閣諸島開拓の日式典がおこなわれた。
尖閣諸島が歴史的に日本固有の領土であることを国際社会にアピールするために実施しているもので、平成22年に制定された「尖閣諸島開拓の日を定める条例」に基づいて実施されるもの。
1985年1月14日に尖閣諸島が日本固有の領土として編入され、沖縄県の所管とすることが閣議決定されことから、この1月14日を尖閣諸島開拓の日として、毎年式典を開催しているもの。
今回は、式典での主催者の式辞、来賓の挨拶の後は、内閣審議官で内閣官房領土・主権対策企画調整室長の豊田欣吾氏の、「我が国の領土・主権問題への取り組みについて」と出して講演会が実施された。
式辞では石垣市長は、式典の趣旨を説明しながら、多くの集まった参加者に感謝の言を述べるとともに、関心が集まるように取り組んでいきたいと述べていた。
来賓挨拶では、沖縄県知事の玉城デニー氏の代読を副知事の謝花一郎氏が、自民党総裁安倍晋三の代読を衆議院議員の西銘恒三郎氏が担ったほか、国民民主党 国会対策委員長の原口一博氏や今日の講師の豊田欣吾氏があいさつを実施。尖閣諸島が日本の固有の領土であることをアピールしていた。
後半の講演会では、講師の豊田欣吾内閣審議官が政府の尖閣諸島の日本領有に関する取り組みを、基本から実際まで、詳細に報告。昨年1月25日に開館した領土・主権展示館についても、詳しく説明。
館内で設置されている8つのパネルも、本日、市民会館中ホールに展示されていることを紹介。ほかの展示物についても、インターネットですべて閲覧できることを報告。参加者への閲覧を勧めていた。
(流杉一行)