11月4日、石垣島まつりは午前11時からパレードを展開して、32グループが行進。市役所通りはパレード参加者と見守る声援者で大いに賑わっていた。
終盤には、30番目の宮城姉妹・石垣孔雀サンバチームが登場。人気のサンバグループの華やかな衣装と粋な踊りに多くの目が集まって、写真を撮る人にポーズで応えるなどしていた。
八重山青年会議所のパレードでは、メンバーらで重い神輿を担いで行進を進めていた。まさに同会議所の組織活動の心意気を示すように、息を合わせてのメンバーらの神輿の担ぎっぷりが示されていた。
最後は、締めくくりにふさわしい恒例の琉球祭り太鼓のパレードで、多くの子どもたちが元気いっぱいに太鼓やパーランクーを一斉に打ち合わせて、大きなうねりを感じさせていた。
巨大な旗が並んで走る、ダイナミックなパフォーマンスも演じられ、遠くからもはっきりわかる大きな動きが、盛り上げ上手な琉球祭り太鼓の性格を示し、味ある賑わいぶりを見せていた。
この日、パレードの間も、昨日同様にステージパフォーマンスが実施され、6グループが舞台でパフォーマンスを展開。
ダンスバトルやグレート家康公「葵」武将隊ステージショー、などが実施され、17時50分からはサンデーナイト ミュージックライブ2018と題して、もるつオーケストラ、ストライクカンパニーがライブを展開。
最後は、ビギンのライブが行われて、会場はビギンを見ようと多数の来場者で公園は満員状態。足後の歌は、来場者とともに島人の宝を熱唱していた。ライブ終了から比嘉栄正氏のカウントダウンで、一気に花火がはじまり、会場は最高潮の盛り上がりを見せていた。
花火は、サザンゲートブリッジを閉鎖しての実施で、これまでにない厳重な体制での取り組みとなっていた。
南ぬ島公園駐車場という極近くでの見物を楽しみにしていた人には、見物場所を変更せざるを得ず、おのおの場所探しにあちこち動く人の姿もあった模様。
今回は、会場の新栄公園からもしっかり見られる花火となって、好評だったが、いつもより打ち上がった数が少なく感じたが、実際はいかに。
(流杉一行)