7月18日午前9時10分から石垣市の登野城漁港の船揚げ場で、八島小学校全校生徒がのハーリー体験が行われた。
地域の漁業者が協力して行われるもので、ハーリー体験のほか、モズクのつかみ取りや魚の捌き方など、子供たちやその父兄にも漁業を身近に感じてもらい、魚の消費にも理解されるねらいがある。
八重山漁協からの漁業再生事業の一貫でもあり、子供たちが体験を通して地域を理解することにも一役買っている。
開会式が行われたあと、さっそく八島小学校の5年生54人が6チーム、6年生36人が4チームになって、爬龍船を操り、勝ち抜き戦を展開。
最後のレースには、6年生の保護者らがハンデのもとに5年生のトップチームと6年生のトップチームが競う形で実施され、会場は大いに沸きあがった。
勝利したのは6年生Dチームで、漕ぎ切った子供たちは、エークをあげて勝利を喜んでいた。
この日は、1年生から4年生までが、応援に参加して、全校生徒282人全員がレースを楽しんだ。
レースの後は、ミニサバニ競漕がおこなわれて、昔ウミンチュがつくって遊んだとされるミニサバニを漕いで、楽しい時間を過ごしていた。
(流杉一行)