石垣市幼年消防クラブ感謝消防フェア開催

 7月8日午後1時から石垣市消防本部で石垣市幼年消防クラブ感謝消防フェアが開催され、200人を越す親子が集った。

 この石垣市幼年消防クラブは、石垣市真喜良保育園、宮良保育園、天川幼稚園、子供エイサー隊の4団体の子供たちで構成されており、正月の出初式や毎年実施する防火予防運動などの行事に参加し、パレードなどにも加わって盛り立てている。

 この貢献に感謝するイベントして開催された感謝防災フェアで、この日、山形弁を話す外国人で有名なタレントのダニエル・カール氏が参加。講話も実施して、会場を盛り上げた。

 ダニエル・カール氏は父親が消防士で、自身もなりたかった職業とのこと。東北大震災で被災者支援に立ち上がった経験を講話。現場で何が起こっているかを確かめて、必要とされる物資を呼びかけ、搬送を支援した経験を話すなどしていた。

 ダニエル氏は今回の石垣入りがはじめてとのこと。沖縄本島の同じと思っていたが、来てみてトロピカル度がもっと高いことがわかったとのこと。明日は、石垣島を満喫したいと述べていた。

 フェアでは、火災警報機、消火器、ガス警報器などの防火グッズの紹介もおこなわれて、親子で防火を学習。寝室に用意する警報器は、石垣島では設置する家は58%で、半数以上が設置しているとのこと。より一層の、設置率が望まれているとのこと。

 このあとは、消防車、はしご車、放水体験など、消防署の専用車両の体験コーナーで、親子は楽しい時間を過ごしていた。
 

 (流杉一行)

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