特別支援学校で琉球交響楽団演奏

 1月19日午前11時から県立八重山特別支援学校でNPO法人琉球交響楽団によるミニコンサートが開催された。

 これは沖縄県と公益財団法人沖縄県文化振興会の支援のもと、平成29年度沖縄文化芸術を支える環境形成推進事業で実施される取り組みで、沖縄県内に広く文化芸術が浸透し広まるよう、様々な生活の場に音楽をと、琉球交響楽団が各地でミニコンサートを開催しているもの。

ふれあいコンサートと題して、この日、同楽団員40人中、13人が石垣市内の街中で、琉球銀行や沖縄銀行、まちなか交流館ゆんたく家などでミニコンサートを開催。その一貫で同学校でもミニコンサートが実現した。

 同校を訪れたのは、5人の楽団員(金城由希子、吉川えりな、田中真由子、具志堅真紀、くによしさちこ:敬称略)で、安里屋ゆんた、アイネクライネマハトムジーク、メネエット、山の音楽家、踊り明かそう、さんぽ、イッツア スモールワールドの7曲が演奏された。

同校の幼稚園、小学部、中学部、高等部の約44人が弦楽5重奏の美しい音色を堪能。中には、踊り出す子どもも出て、楽しい時間を子ども達は過ごしていた。

 曲の合間には、楽器の説明や、楽器ごとの響きの違いを弾いて示すなど、有意義なコーナーも設けられ、有意義な時間となっていた。

 1月20日には石垣市民会館中ホールで午後5時30分開場、6時開演の「琉球交響楽団 ふれあいコンサートin石垣島」が開催される。

入場は無料で入場整理券が市民会館で配布される。

この日はワークショップが市民会館会議室でも開催される予定で、問い合わせは090-9783-7645 琉球交響楽団事務局まで。
 

(流杉一行)

この記事をシェアする