ホテルWBF石垣島の南側一画で行われいる発掘調査に進展があったようだ。
今回も石垣市教育委員会文化財課所属の金城由美さんにお話を伺った。
最近出土した珍しいものとして、
中国製の青磁器
このように完全体で残っていることは珍しいそう。
他にも青磁器片、土器片など割れた形のものは出土していますが、9割は土器なのだとか。
土でつくられた何か(人間を模しているのか、動物を模しているのか)
土製の勾玉(まがたま)
瑪瑙(めのう)製の勾玉より土製の方が珍しいそうです。
ちなみに↓が瑪瑙製の勾玉
子供の人骨
遺体を石で囲って埋葬してあります。
他にも貝殻
シャコガイ、マガキガイ(ユリミナ)、サザエなどいろんな種類の貝があります。
人為的に割られたようなタカラガイも写真上部のところにあります。
また、動物の骨を加工した尖頭器と呼ばれる大きい針のような道具や刃物なども見せて頂きました。
人骨と青磁器は15~16世紀頃の地層のものだと考えられる、とのこと。
昨日12/19は八重山高校の生徒たちが見学に来ていました。
興味のある方は足を止めてのぞいてみてはいかがでしょうか?
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