7月24日午後1時半石垣市教育委員会・教育長室に第56次沖縄豆記者団の団員として東京・北海道を取材する八重山選出の中学生2名が、表敬訪問した。
第56次沖縄豆記者団の50名は、7月31日に那覇空港に集合して東宮御所、世田谷区役所、総理官邸して総理を表敬。内閣府沖縄担当部局を訪問。国会議事堂を見学したあと、鶴保沖縄及び北方担当大臣を表敬したあと、北海道へ。函館豆記者団と交流した後、根室市長を表敬し、根室市内地元中学生と交流し、札幌経由で北方領土に関する取材をして戻ってくる。5泊6日の旅ながら、八重山からの出発の二人は石垣那覇間の往復分と宿泊も加えると、7泊8日と厳しいスケジュール。そこを果敢に挑戦する二人は、大浜中学校の田島旭人(あきと)君と白保中学校の安生心優(みゆ)さん。
石垣安史教育長に意気込みを語る二人は、田島君は「取材と交流を通して、多くのことを学びたいと思い応募しました。首相官邸で安倍総理への表敬訪問と、日本政治の中心の国会議事堂の見学をとても楽しみにしています。ほかのメンバーと友達になって、友情を深めて頑張っていきたいです。今回、3つのことを決め行動します。礼儀正しく、進んで挨拶をする。決まりを守り安全で楽しい旅にする。班長として周りと仲良く協力する。この3つを守り、楽しい旅にしたいと思います」と、意欲的な姿勢を見せていた。
また、安生さんは「去年北方領土の啓発運動で知ったことをこの豆記者を通じてもっと知りたいと思い参加した。楽しみなのは普段は入れない東宮御所や、皇太子妃殿下に接見できることです。団員中3年生の女子は3名しかいないので、親しくしたいのと、班長なので、初めて会う人々ですが、うまくまとめていけたらと思います」と、出発に向け、ふくらむ期待感を述べていた。
一行は、この後、八重山教育事務所にも表敬した。