7月18日午後4時から石垣市文化会館内にある石垣市文化協会で第7回「すまむに(方言)を話す大会」の記者会見が行われた。石垣市文化協会会長の嵩本安意氏をはじめ、すまむに部会長黒島健氏らが、来る8月20日開催の「すまむにを話す大会」へ、多くの市民が方言に関心を寄せてほしいことや、話す大会に出場する人が近年減り続けている現状を訴えた。
この日挨拶に立った嵩本会長は、同大会には10名は出場してほしいが、昨年は5名で、若い人の参加がほとんどない状況。このままでは八重山の方言が時間の経過とともに滅んでしまうのではないか。民謡の歌詞にある方言も、方言のやりとりを直に見ることがなければ、それを解しないまま覚えることになる。本土から習いに来る人も増えていれば、なお正確な発音の方言がわからないままになると、方言の将来を憂えていた。
会長は、方言の魅力を多くに知ってもらえるよう、大会への参加を呼びかけていた。
同大会は、8月20日午後2時から石垣市健康福祉センター健診ホール。
募集期間は7月31日まで。連絡先は0980-82-8419。メールアドレスishigaki.bunkakyo@gmail.com
受付時間は月から金曜午後2時から6時まで。土曜日曜祭日は休みとなるため、その日はfaxとメールでの受付になるとのこと。
(流杉一行)