7月9日午前9時から第一回八重山地区少年少女団体型選手権大会が八重山農林高校体育館で開催された。
昨年4月、八重山空手道連盟では、新執行部となり、八重山の子ども達により多くの大会経験をさせることで、大会参加への目標や個人の技量向上となることから、率先して大会を開催しようと、今回、団体型を独立して大会として開催したもの。同連盟は、今後も新たな大会開催を継続して取り組む模様。
この日は、八重山の空手道場である、拳秀館、極真石垣道場、新崎道場、拳誠館、上唐道場、晁武館から、少年少女拳士89人が参加。息の合った演舞を見せ、観衆を魅了していた。小学中学年(小3・4)の部の決勝では、審判の判定が3対2となる接戦となったほか、中学生の部では、県大会で2位となった大道3姉妹チームも演舞を見せ、息の合った型を披露していた。
八重山空手道連盟の當銘正昭会長は、「離島の少年少女の拳士が大会に出る機会が少ないことから、八重山地区の大会をなるべく多く開こうと、今回は型団体だけの大会を開催しました。大概は組み手と同じ日に団体型を実施します。珍しいはずで、なるべく多くの参加機会をつくろうと取り組んでいます」と、子ども達がより励みになるよう、取り組んでいきたいと述べていた。離島のハンデを持ちながら、全国大会への切符を手にした大道三姉妹も輩出する八重山空手道連盟は、少年少女の拳士がもつポテンシャルをより感じながら、取り組みに熱を入れる模様。活躍に期待がかかる。
優勝者は
幼児の部 新崎道場グマー
小学低学年の部 新崎道場プリティ
小学中学年の部 拳秀館D
小学高学年の部 拳秀館C
中学生の部 極真チャーリーズエンジェル
(流杉一行)