5月1日から石垣市教育委員会文化財課および環境保護課と、民間ボランティアスタッフの総勢20名で、県天然記念物のアサヒナキマダラセセリの捕獲を防止するため、監視がはじまっている。恒例の取り組みで、網を持って、様々な蝶をねらう人が、於茂登周辺に出没しており、禁止事項をきっちり知らせて、種が絶えることないように自然環境を守っている。昨今は減る傾向にある昆虫マニアの暗躍だが、竹富町の環境保護条例もはじまって、罰金が明記された条例施行で、人目のない場所に潜行している節も聞こえてくる。人の流入が増える八重山であれば、島全体で生物を盗み運ぶ人を監視する必要がでてくる。
(流杉一行)