2月17日、いよいよ千葉ロッテマリーンズのキャンプは、終盤にさしかかる。この日午後1時から開催された紅白戦は、古株レギュラーを軸にした紅軍が先攻で、新人が中心の白軍が後攻めで試合は進められた。
1回、攻める紅軍は白軍の酒居投手に中村・角中・清田を3者凡退に抑えられての滑り出しで、白軍には好調なスタートだったが、紅軍の先頭ピッチャー唐川を打ち崩せず、紅軍が巻き返し3回に3点、白軍が1点6回に返すと、7回に紅軍が1点を追加。また8回にも3点を加えた。
6回の裏から紅組のサードとして大嶺翔太が登場。サードゴロを軽快にさばいてみせたほか、獲れなかったがファールのライナーに食らいつくところも見せていた。打席ではタイムリーで1打点をものにしていた。8回の3点目は翔太自身が踏んだ得点。9回にもレフト前にヒット放った。
18日も紅白戦は組まれるはずで、大嶺裕太の登場が待ち遠しいかったが、18日は裕太の紅白戦へのお目見えはない。 先発ピッチャーのローテーションには石川・涌井のほかは未定とされており、残る4枠を目指すピッチャーは、紅白戦への意欲は相当なもの。この日は、紅白戦のマウンドを酒居、唐川、田中靖、松永、二木、有吉、黒沢、宮崎、信楽、原、阿部が登板。アピールをしていた。18日は西野、藤岡、南、東條、安江、金森、関谷、佐々木、土肥、高野、成田と、たくさんの投手がでる。大嶺裕太は交流戦に出た結果がすでに評価済みと、いうことか。気になる。
(流杉一行)