7月15日・16日の二日間、石垣市川平の底地ビーチで底地ビーチフェスタが開催されている。
市民の底地ビーチの活用の度を上げようと、底地管理棟が中心になって、協力する有志が屋台、ホビー試乗のほか、デングリー大会、ハワイアン集団「メケアロハ・プメハナ」演舞、比嘉栄昇率いるヤフィアン・アッチャーズバンドLIVと、多彩な賑わいを展開する。
15日は、午前11時からビーチで海水浴を楽しむ市民が多数現れ、170人ほどが管理棟の周辺の屋台やホビー試乗、あるいはデングリー大会に興じるなど、楽しんでいた。
少年野球チームの父兄が運営する少年スネークの屋台から、ドミトリーコーヒー10、フィッシュアンドチップのボニーブルー、八重山そばの玉手箱屋、ブルーシール移動販売のEスイート、平安名農園の直送パインジュース、石垣商店、ドライフラワーショップ「ヒマリ」、ヤファヤファ・アッチャーズバンドのグッズコーナーなど、屋台が並んで、日ごろから飲食の場のない海岸だけに、集まった市民はのびのびと飲食を楽しんでいた。
メンコに似たゲームで、メンコサイズも大型版のデングリー大会では、大人がこどもに負けるシーンが続出して、集まった人を楽しませていた。
午後6時からはライブが展開。集まる市民も300人を超え、八重山高校郷土芸能部員OB二人による民謡からはじまり、ハワイアン集団「メケアロハ・プメハナ」の群舞が華麗に行われ、会場を彩っていた。
BIGINの比嘉栄昇氏が率いるヤファヤファ・アッチャーズバンドでは、ハワイアン集団「メケアロハ・プメハナ」とのコラボも実現。会場は大いに盛り上がっていた。
この日は、ヤファヤファ・アッチャーズバンドの新曲「風の馬車」も披露。
家族で乗れる足漕ぎカヤックの歌とのこと。これに乗れば、家族がいっしょに海に漕ぎ出せ、海での遊びが安全に実現できるとして、石垣島で流行してほしいという思いがあるという。美しい海に恵まれながら、海での泳ぎの苦手な市民の多さを知る比嘉氏の、家族で楽しめる遊具の存在を、本気でアピールしたい模様。
この2日間、足漕ぎカヤックと呼ばれる遊具が、底地ビーチに来れば乗れる。海外で昨年販売され、日本では最初に山梨県で稼働。その遊具が、山梨から直に運ばれての川平湾底地ビーチでの稼働で、八重山初のお目見えカヤック。
なお、16日もフェスタは午前11時から午後20時まで実施される。
(流杉一行)