11月15日午後4時から八重山合同庁舎2階大会堂で第61回八重山地域新型コロナウィルス感染症対策本部会議が開催された。
この日は11月13日に採取された行政検査検体14件の結果が発表され、2件の陽性と12件の陰性が公表された。
4月以降の患者数は、145人で、7月以降の福井県からの観光客由来の新型コロナ感染から数えると141人目のなった。
144例目となるのは、20代男性で職業は確認中。11月に那覇から転入した人で、13日に頭痛、発熱などのためにコロナ外来でPCR
検体を採取。15日に陽性が判明。八重山病院を受診し宿泊施設に入所している。行動履歴はこれから調査するとのこと。
145例目は30代の女性で石垣在住の医療関係者。13日に咳などの症状があったため、コロナ相談外来でPCR検体採取し15日に陽性が判明。軽症で、15日の午後から入院となっており、連絡がまだ取れておらず、行動履歴はこれから調査するとのこと。
医療関係者で、保健所の見立てでは濃厚接触者はそれほどいないのではないかとのこと。
保健所は、病院内のことはそこで調査してもらう形でお願いをしていると述べていた。
これまで適時検査をしていると述べ、厳重な体制でコロナ感染防止への取り組みはしてきた病院との認識を示した。
ただ、患者および同僚従事者との濃厚接触者の存在は、今は不明とのこと。
女性からの話は聞けていないので、感染源の特定に関する調査はできていないとのこと。
島外への履歴も不明で、確認はできていないとのこと。早く判明するキットの活用が、マンパワー不足か、対応した経緯調査の速さにまでは及ばないままの模様。
(流杉一行)