4月28日午後4時半から竹富町役場仮庁舎ホールで、「竹富町における新型コロナウィルス感染症への対応について」の記者会見を実施。
西大枡高旬竹富町長は、石垣市内での20代男性の新型コロナウィルスの感染確認を受け、町民の不安に配慮しながら、5月1日から6日までの間、町内離島便の定期便全中止を発表した。
竹富町は、かねてよりゴールデンウイーク中の入域者の増加を憂慮し、各離島における医療体制の不十分さを考慮すると、感染者がでることは高齢者の多い島民には死活問題。
竹富町は感染者を出さないためにも、ここ1・2週間が大変重要な局面と判断し、5月1日から6日までの間、石垣島から竹富町各島に行き交う高速船・貨物船の定期航路を全便停止するよう4月27日付けで要請。本日決定がなされた。
この定期便が止まる6日間、町民生活に支障をきたすことがないよう、町が高速船・貨物船をチャーターして現状の便数を確保。生活航路の維持のための必要最小限の町民の移動や物流の確保に取り組むと表明していた。
町長は「(石垣島にいる)町民も(自粛して)来てほしくない。郷友会も石垣市民も・・・」と、この取り組みの趣旨への理解を求めていた。
なお、一人あたり10万円を支給する特別定額給金は、本日から町内各世帯への申請書の発送を開始していることが発表され、早ければ5月8日から順次給付するとのこと。
買い物支援サービスに関しては、4月29日から実施予定とのこと。
(流杉一行)