石垣島製糖が操業開始 8万3838トン見込む

 12月6日午後3時から石垣市名蔵の石垣島製糖が製糖開始式(2018/2019年期)を開催。

 多くのサトウキビ農家や製糖関係者、運送関係者が出席する中、松林豊社長が挨拶に立ち、雨の影響で、ハーベスターなどの稼働が遅れて、サトウキビの工場への搬入量が少ないために、明日以降の稼働開始となったことを述べていた。

 雨による稼働日数の増加は、次期の作付け準備に取り掛かりたい農家の生産意欲にも影響するため、新工場の設置には今以上の処理能力の向上を図っていきたいとの旨も述べていた。

 今季、夏植え時期の雨の影響もあり、進まなかったことから株出しへの変更が増え、平均単収は昨年の7トンから6トンへ減少する見込みで、今期の収穫量は8万3838トンを見込んでいるとのこと。

  開始式の後は、搬入現場のケーンヤードでサトウキビの投入式がおこなわれ、社長も無事故を願いながら、酒によるお清めをしていた。

(流杉一行)

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