米原海岸で海loveビーチクリーン

 11月5日午前10時から石垣島の北部に位置する米原海岸でビーチクリーンを実施したのは、海loveネットワーク(中川久美子代表)で、呼びかけに反応した人々とともにこの日15名が、米原海岸に漂着しているゴミを拾い集めて、細かに分別していた。

 約2時間ほどで大量のゴミが集まった。内訳は、燃やさないゴミ11袋、ペットボトル20袋、発泡スチロール11袋に、巨大な発泡が14個、漁具などのブイ20個、特大のブイ1個、ロープの塊25キロ、ビン1袋、缶1袋、危険物1、割れ物1、プラスチック製カゴ2個 プランタン4個、ウレタン4個、ウキ1個、プラスチック製大型棒1個。

 中川久美子代表は、
「今年は2発の台風で、たくさんの漂着ゴミが島の海岸に来ている。平野からはたいへんな量が漂着していると連絡があり、来年3月3日と4月5日に実施を決めている。

海岸に漂着するゴミは、外国のものもあるが、日本のものも多い。漂着ゴミの問題は、消費者が真剣に考えて、ペットボトルや缶を気軽に使う生活を見直す必要があると思う」

と述べていた。

 この日、滋賀県から石垣島に移住して3年になる松田梨恵さん(35)がレンタカーを使って米原海岸に来て、はじめてビーチクリーンに参加。

「思ったよりひどいのでびっくりしました。海には元気づけられるので、参加しようと思い来ました。フェイスブックで友人が参加しているのを知り、今回初めて海岸を歩いてみて、実際に来てみると酷さがわかりました。今後は、友人を誘って参加したいと思います」
と述べていた。

 東京から先週の月曜日に移住してきたというライフガードの津田直鷹さん(32)は、

「ひとりの力では少ししかできないが、大勢でやれば大きな力となり効果があると思うので、こうして参加して石垣島の海岸をきれいにしたい」
と、継続して参加したいと述べていた。

(流杉一行)



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