10月28日午後1時からアートホテル石垣島(旧ホテル日航八重山)で石垣ケーブルテレビ主催の「ちびっこのどじまん2018」が開催され、会場は多くの親子連れで賑わった。
石垣ケーブルテレビへの支援やご愛顧を寄せた地域の人々への感謝の意をもって歌謡発表の場を提供するもので、子どもたちの健全育成・能力発達の一役を担い、かつ地域社会との交流を目的に開催してきたとのこと。
5歳から11歳の子どもたち15組の出場者が、初々しいあるいは可愛い声で思いのたけを発散。衣装も凝らし、グループあるいは一人で、ハロウイン調の晴れやかな舞台に立ち、一生懸命に自慢ののどを披露していた。
審査委員は声楽家で音楽教室を運営する田本徹氏とピアノ教室を運営する宮地春奈氏、石垣ケーブルテレビ株式会社代表取締役の藤原敏明氏の3人。
審査員の紹介の後、トップバッターの新里真愛さんの「キセキ」から15組が熱唱。
「ダンシングヒーロー」「自由への扉」「君をのせて」「いのちのリレー」「安里屋ユンタ」「色は匂へど散りぬるを」「ユー ライズミー アップ」「Story(ストーリー)」「おどるポンポコリオン」「詠人(うたびと)」「命のリレー」「赤田首里殿内(アカタ スンドゥンチ)」「もし君を許せたら」「恋のダイヤル6700」と、民踊からポップスまで選曲に新旧の幅の広さが出て、楽しい舞台となった。
競演のあとは、前回グランプリの前盛さんによる「涙そうそう」が披露され、会場はテレビ収録が行われていることを忘れるほど、和やかなムードで進行していた。
この日のグランプリは「Story(ストーリー)」を歌った9番の知念百香さん(11)に輝き、賞状とトロフィーを受け取った。
「少し緊張したけど、グランプリが取れてうれしいです。ありがとうございました」と感想とお礼を述べたあと、再度歌声を披露して終幕となった。
なお、準グランプリはプラカード7番の大城愛夏さん(11)、審査員特別賞はプラカード1番の新里真愛さん(11)、ICT賞はプラカード14番の新城ひまわりさん(8)、まいふなー賞はプラカード12番の栄こうこさん(6)の手に輝いた。
(流杉一行)