約700人が敬老会 市主催は11年ぶり

 10月13日午後2時から石垣市民会館大ホールで石垣市主催の敬老会が開催され、会場は友人を連れ立って70歳以上の元気な高齢者で大いに賑わっていた。

 冒頭の第一部では地元八重山の演者の舞台となり、小浜島の元気なおばあちゃん18人とつきだきくお氏で構成されるKBG84が「小浜島」「歳の数だけ夢はある」「カモナダンス小浜島」「繁昌節」が披露された。

 秀風会嵩原民子八重山民俗舞踊研究所による「まへーらつぃ節」「あがろーざ節」が披露されたあとは、石垣島白保にの白百合クラブが「僕らのクラブ」「憧れのハワイ航路」「満州娘」「マクラム道路」「サンフランシスコのチャイナタウン」「ラバウル小唄」を披露。そのステージにも拍手喝さいが送られ、会場は大いに盛り上がっていた。

  第2部は、沖縄本島から「劇団うない」による時代人情劇で、今度は「うちなーぐち」による沖縄芝居が展開。「劇団うない」自身は、乙姫劇団として沖縄全体で名を馳せた有名芝居集団。

 女性だけで構成され、「沖縄の宝塚」とも称された有名どころ。敬老会に足を運んだ高齢者には、かつて石垣島にも興行に来島したお芝居。

 この日、多くの聴衆は、懐かしいさに、沸き返って、真剣に芝居に見入っていた。


  
  (流杉一行)

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