8月16日午後2時から石垣島徳洲会病院の通所リハビリテーション5階で8月生まれの誕生会を開催した。
この日、誕生会で祝福されたのは、嶺井勤さん(86)、比嘉清八さん(88)、川満義一さん(91)、赤山景廣さん(86)、東敏夫さん(76)の5人。
そして誕生会を祝おうと同病院近くの石垣市立大浜中学校の郷土芸能部15名が来訪して、バスヌトリ、うるずんの風、桃里節、繁盛節、川原山節と披露。2手に分かれて、連続して交互に踊りを披露して、会場を沸かせていた。
大浜中学校の校歌ダンスも披露することで、老人らには大浜出身者には馴染のダンスでも大いに盛り上がった。通所施設者には大浜中学校一期生や二期生がいることがわかり、演舞する3年生が70期生になることがわかり、時代の推移を実感させていた。
このあと安里屋ユンタ、安里屋節、まみどーまと続いて、最後は六調節で締めると、元気のいい人が六調節に合わせて踊りだして、会場を盛りたてていた。
この日、最高齢で誕生会を祝福された川満義一さんは、『感激しました。ありがとうございます」と、子供たちの充実した舞台に涙目で感想を述べていた。
同病院では毎月誕生会を開催しており、職員で芸能を見せるときもあるが、こうして地域の子供たちとの接点も人気で、通所者には貴重な時間となる。
通所施設スタッフの江六前茜さん(えろくまえ あかね)は、「大勢の前で一声でも挨拶をしたり、名前を呼ばれるなどして紹介されたたりしたあとは生き生きした表情を見せてくれることもあり、お年寄りには、誕生会はいい効果になっている。」と述べていた。
(流杉一行)