8月7日午後4時から石垣市役所2階第一第二会議室で第2回石垣市役所現庁舎等跡地利用基本方針策定委員会が開催され、18名の委員らが事務局の資料をもとに検討を実施。
基本方針掲載項目を7つにする案が提出され、跡地利用に係る関連計画、跡地の現状、市民団体等意見の整理、整備方針及びコンセプト、概算事業費、民間資金等活用手法の整理、その他・参考資料の7つを予定していることが発表された。
そのあと第一回で宿題となっていた、各委員が現庁舎跡地をどうすることを望むかについて、所属団体での意見のとりまとめを、この日発表。
また、各委員自身の考えもそれぞれ披露していた。
商業、観光、地域、飲食などの分野の委員らは、地域振興に直結する話が軸になり、福祉や文化、芸能などの分野からは、市民ファーストの言葉が出たように、市民にとってよいものを考える視点を大事にとの声が出ていた。
市民会館の老朽化を問題視して、代替の施設をという声もあり、各分野の代表という形での妥協は果たしてまとまりえるのか。
より多くの意見を出した後に、その採用不採用を図るよりも、現状が今後どうなるかを細かに確認しあいながら、基本方針を導き出す模様で、今のところはまだ、要望を告げあう段階。白熱した進歩的な議論が展開してほしいところではある。
全国が注目するような、話題性満載の施設が構想されれば最高なのだが・・・。
否、世界が注目するような・・・特性在る施設でありつつ、被災時の避難拠点となりえるもの・・・。
四か字中心市街地の将来がかっており、自らの運命を左右する大問題でもあれば、美崎町に限らず、関心度は高く、委員らの奮闘に大いに期待したい。
(流杉一行)