7月12日正午50分、多良間海岸の入り口付近に、野底小学校の5・6年の児童12人が、ウミショウブの注意喚起板を設置した。
これは野底小学校の児童らが昨年秋からウミショウブの見られる多良間海岸に、知らないで踏みつけないように、ウミショウブの観察ルールを書いた注意喚起板を設置しようと取り組んできたもの。今年2月には完成し、その設置をこの日実施したもの。
講師の大堀氏の説明の後、設置が行われて、子供たちは記念撮影のあと、ウミショウブの観察に海へ向かった。
なお、野底小学校では、5・6年生の総合学習の時間にウミショウブの観察方法を学習。
これまでの観察記録から、いつにすればよいかなど、児童生徒自身で考えて7月12日と13日に見られるとして、12日に看板設置の日としたもの。
明日も子供たちが認めたウミショウブ観察の日であり、この日よりも多数のウミショウブの雄花や雌花が観察できるとしている。
この日のウミショウブは、雄花が流れてくる様子は観察できたが、雌花の開花は少なく、受粉する光景は見つけられなかった模様。
明日は、多数でてくるものと思われ、子供たちは明日へ期待を託して、帰路についていた。
(流杉一行)