6月30日午後2時から大浜公民館で「さとうきびの日」および「土壌保全の日」にちなんでの講演会が実施された。
この日は、さとうきびづくりで内外に人気の宮古島市上野地区さとうきび生産組合の組合長の川満長英氏を招いて、「私のさとうきび栽培」と題する講演を実施。会場には200を越えるさとうきび農家が参集して、農家の関心の高さを示していた。
川満氏は、農林水産大臣賞、内閣総理大臣賞、毎日新聞社長賞、全国農業協同組合中央会長賞、沖縄県知事賞、内閣府沖縄総合事務所長など、数々の賞を受けている著名な農家。
川満氏は、講演で惜しみなく、単収が上がる営農方法を伝授。ゲダイズによる緑肥を必ず実施して、土づくりに惜しみなく手を尽くしていることを表明。
このほか、畑を深く、プラソイラで耕すことを推奨していた。
宮古島から優良農家を招いての講演会は、今回が初で、先島同志、さとうきびの振興に互いに親睦を深めながら、ともに栄える意識にあるのがよく見える講演会となっていた。
(流杉一行)