6月24日午前9時より石垣島新港地区埋め立て地(ぱいぬ浜ビーチ隣)で2018年石垣島凧あげ交流会が実施された。
全国15都府県から52人がこの日のために石垣島入りして、地元からは多くの凧好きな市民が終結。
凧といえば、北風に乗せて飛ばす正月のイメージだが、この6月の交流会の凧あげは、南風に乗せて凧を楽しむ趣向の違う凧あげ。
晴れた日の青い空に映えるため、全国から様々な凧が石垣島の青い空に揚げようと集まってくるため、空には珍しい凧が並んで、見ごたえある光景を展開する。
この日は、平和の鳥凧100を揚げようというイベントも開催され、先着で鳥凧を揚げに来た人に進呈されるため、多くの親子ずれが参加して、午前9時の滑り出しの会場では、白い鳥凧が多数揚げられ、見事な光景が広がっていた。
昨年石垣島ではじまった、より多くの人で平和の白い鳥凧をあげて、平和をアピールしようとはじまったイベントは、この日石垣島で丸1年目。
鈴木正夫さんによると、石垣島、豊橋市、新潟などで、実施されて、平和をアピールしてきたとのこと。
開催ごとに白い鳥凧は、少しづつ改良され、安定した凧に仕上がって、あがる凧は、安定してあがるために密集した形で空を占めることができ、この日も石垣島の青い空に密集した凧あげの風景が展開していた。
今回、シャクシメー大会も実施され、決められた時間に何度シャクシメーが凧と揚げる人の手元を往復できるかを競う競技が実施されていた。
この日、全国からの凧好と石垣島の凧好きが集合したほか、空からお菓子を降らせるイベントも実施され、島の子供たちも多数集まって、子供たちの元気な声が響き渡り、会場は大いに盛り上がっていた。
なお、優れた凧あげには表彰があり、実行委員会長に市川勝志郎氏が、石垣市凧のかけはし大使賞には河口顕裕氏に、そしてシャクシメー大会優勝者として坂上治比己氏が表彰されていた。
(流杉一行)