白保でハーリー

 6月17日は石垣島白保でも海の幸の豊漁と航海安全を祈願する海神祭が午前8時から白保のハーリー船組合(長間靖組合長)が主催して実施され、会場の船着き場には白保の住民や関係者が大勢集まっていた。

 冒頭、白保ハーリー組合員一同による豊漁と航海安全のお礼と祈願が実施され、長間組合長から「今年も無事、豊漁と航海安全の祈願ができ、このように多くの方々をお招きして、ハーリーが開催できること心より感謝申し上げます」と、あいさつ。


(写真は迎里和八公民館長)

 迎里和八公民館長による来賓あいさつの後、多宇勇老人会長による乾杯の音頭がとられて、いよいよ白保名物の大自然の海に繰り出すハーリーがはじまった。まずは御願ハーリーが同組合員によりおこなわれた後、ウミンチュ対抗ハーリー、白保小学校児童ハーリー、白保中学校生徒ハーリー、職域対抗ハーリーと展開。会場は父兄らの熱心な応援の声で大いに盛り上がった。

 午前11時からは余興の部がおこなわれて、生徒らによるダンスやエイサーのあとは、世持カツ子舞踊研究所、前盛文舞踊研究所、金嶺ヒデの会、前盛きみえ・池間初枝舞踊研究所、宮良訓子舞踊道場、ムミンちゃんと愉快な仲間たち(サンゴ村・夏花・日曜市)、白保婦人会、横目博二・貞子研究所、白保青年会などの各団体から演目が用意され、楽しい時間を過ごしていた。
 

 (流杉一行)

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