6月10日午後1時半から宮良小学校体育館で混声合唱団「海音(カノン)」と混声合唱団「コーロ・セレーナ」による合唱音楽会が開催された。
第一部から第三部までの構成で、第一部は約20名でなる混声合唱団「海音」による合唱のための唱歌メロディー「ふるさとの四季」と題して、「故郷」「春の小川」「おぼろ月」「鯉のぼり」といったお馴染みの唱歌を12曲歌いあげた。
第2部では、混声合唱のための童謡メドレー「いつの日か」と題して、混声合唱団「コーロ・セレーナ」(
(晴れ晴れしい合唱団)による「しゃぼんだま」「叱られて」「七つの子」「夕焼け小焼け」などの童謡をメドレーで展開。心和むひとときとなっていた。
第3部では客席と一緒に「コーロ・セレーナ」と「海音」の団員らが宮良小学校の校歌を歌ったほか、混声合唱組曲「水のいのち」より「雨」を2つの合唱団が美しく歌いあげていた。
このほか合唱曲としてお馴染みの「翼をください」や「切手のないおくりもの」など、ポピューラーな曲も披露され、会場に足を運んだ40人は、美しいハーモニーをじっくり聞ける楽しいひとときを過ごしていた。
この「コーロ・セレーナ」は、愛知県名古屋で10年前から活動する混声合唱団で、2年前から活動する「海音」のメンバーの増田京子さんが、「コーロ・セレーナ」にいたことがあり、その縁で今回、この合唱音楽会が開催された。
「コーロ・セレーナ」の石垣島に関心ある人、9名が来島した格好で、参加できたことを、大いに喜んでの出演。会場の聴衆も、愛知の混声合唱団に惜しみない拍手を送っていた。
(流杉一行)