6月2日午後2時から老人介護施設八重山厚生園で八重山古典民謡安室流保存会による慰問がおこなわれ、40人の演者が次々に多彩な芸能を披露して、入所する40人のお年寄りらを楽しませていた。
この日は、子どもの演者も多数参加して、お年寄りらに芸能を披露しており、車いすに乗って現れた約40人のお年寄りらは、曲に合わせて手で踊り出す人や、手拍子で調子を合わせるなど、個性溢れる反応を見せていた。
若かりし頃を思い出して、音楽に乗せ踊るお年寄りらの様子は、体が自然に反応するかにスムーズで、うれしそう。
同会は、毎年、福祉施設での慰問公演を実施しており、前回は茶寿苑、前々回はなごみの里で披露してきた。
この日も、慰問公演を見たいと、入所者の親族や、子ども達演者の父兄らも訪れて、会場は熱気に包まれていた。
(流杉一行)