2月25日午前9時から石垣市健康福祉センターで特産島ごちそう祭が開催された。
これは市制施行70周年記念事業「食と農のフェスティバル」として実施されるもので、石垣島の多彩な特産品を持つ性格を、全国、全世界にアピールしようと、特産島石垣島宣言を発信して、島の特産品に注目し、大いに島の特産品を食べようと開催されたもの。
この日、先着500名様に石垣バーガーが無料でもらえるとあって、午前9時には長蛇の列ができ、冒頭から多くの人で賑わった。
同センターの健診ホールで開会式がおこなわれ、伊盛牧場の伊盛米俊さんによる講話がおこなわれて、自らの6次産業の成功事例を紹介。
オンリーワンをめざし、南国で独自な乳牛の育成方法と多角化を実現。なおも工夫を続ける取り組みを披露していた。
その後、中山義隆石垣市長が石垣島の多彩な特産で盛り上がる特産島宣言をして、ごちそうまつりの口火を切った。
このあと、JA石垣牛肥育部会理事の新里朋矢さんによる講話が行われ、2016年第23回JA石垣牛肥育部の優良賞受賞のいきさつなどを紹介。
このあとも続々、島の特産品をアピールして、会場を大いに沸かせていた。また、島外やアジアにどうやって特産品を売り込めばいいかを、識者を交えたシンポジュウムも開催され、会場は特産品振興に熱心な生産者が、識者の意見を真剣に聞いていた。
同センター屋外では、伊野田おっかあ市やゆらてぃく市場、石垣島胡椒園、花谷農園、石垣市かんしょ生産組合、太陽フーズ、うるずんファーム、八重山漁協、とー家ファーム司、キッチンカートオリイ、石垣島食品、南の島々から八重山の味つたえ隊、八重山農林高校アグリフード科、同ライフスキル科などの販売コーナーに多くの市民が集まり、安い野菜や特産品を買い求めていた。
好天に恵まれて、会場は午前から大いに賑わっていた。
(流杉一行)