1月8日、県立石垣青少年の家による、新春の恒例行事の於茂登岳登山が実施された。
午前9時半に大本小学校近くの空き地に集まった11人の参加者が、登山道入り口に集合。生憎の雨天でカッパ姿で装備した参加者は、標高526mの沖縄県で一番高い山の山頂を目指す。
さっそく出発式がおこなわれ、担当者の佐野清貴氏が挨拶したあと、この日の講師の渡辺賢一氏を紹介。
トンボの研究者で知られる氏は、そのほか於茂登岳周辺の自然に詳しく、於茂登での盗掘を監視するパトロールも長年取り組まれている。
今回は登山をしながら自然観察も実施するため、渡辺氏に講師をしてもらい、於茂登山に詳しくなりながら山頂を目指していくこととなる。
このあと、国立沖縄青少年交流の家の國仲貴光企画指導専門職が、「沖縄体験の風をおこそう」推進協議会との協賛事業であることを述べ、「今日は自然から元気をもらいましょう」と呼びかけていた。
一行は、準備体操をして体をほぐしたあと、さっそく登山道をのぼり始めた。
雨のために足場の悪い場所もあるため、一行は自然観察で体を休めながら、ゆっくりのぼって、たのしい登山を満喫していた。
(流杉一行)