1月7日午前10時からゆらてぃく市場で、恒例の新春もちつき大会がおこなわれた。
JAおきなわファーマーズマーケットやえやまゆらてぃく市場生産者会の東山盛一(はじめ)会長は、「昨年の健康を感謝して、今年の無病息災をひとつきごと祈願して、もちをついていきたいと思います」と述べていた。
山城隆則JAおきなわ八重山地区センター長は「今年ももちつき大会の日がきました。大いに楽しんでください」と来場者にイベントをアピール。
3つの臼が用意され、そのそばにもちを搗いてみたがる子ども達が列をなしていた。小さな手で杵を持って、臼を搗く我が子の姿を写真やスマホに納める両親らは、おおはしゃぎの子ども達を見て、熱心に薩英に興じていた。
今年で6回目となる新春モチツキ大会は、本土で経験したり、本土から移住した人が、モチツキを懐かしがって、子どもを連れてくるケースが多く、恒例になってより、正月行事として楽しみにする人も増えているという。
こども2人を連れて参加した金城里美さん(41)は「つきたてのお餅が食べられる機会はないのできました。楽しいですね。正月らしい雰囲気がいいですね。子どもたちも喜んでいて、来て良かったです」と、述べていた。
この日、用意された20キロのモチ米は、来場者によって搗かれてモチとなり、JA女性部の面々が約200人分のぜ
んざい汁にして、来場者に無償提供。この日、小雨模様で寒い中、来場者は温かいいぜんざいに舌鼓を打って、搗きたての柔らかいモチを堪能していた。
(流杉一行)