12月29日から30日まで24時間走り続ける八重山高校陸上部駅伝部24時間走が実施され、1・2年生27名、3年生13名が、連携して882周を走りきった。
これまでの最高の周回数で、記録的な24時間走となった。
ただ今回は、スタートが11時と早まったために、ゴールも午前11時で、ゴールの瞬間は取材できず、八重山高校陸上部監督の大江隆喜(46)氏からゴール後の報告を受けての記事となる。
29日のスタート時は、父兄や関係者が多数あつまり、激励に続々人が来て、賑わった。
深夜では、陸上競技場が不夜城と化して、黙々とトラックを駆ける足音が延々続いた。
途中、雨が激しくなるシーンもあったが、そんな障害もクリアしながら24時間走を30日午前11時終了。
ゴール時は、父兄らも集まり大いに盛り上がった。
ゴールに駆けつけた父兄のひとりは、息子が先輩らについてゆき、24時間走を通じて、将来の絆になることを期待したいと述べていた。
八重山高校陸上部駅伝部が15年続けているこの24時間走は、年末の定番行事となっており、また部員生徒らの締めくくりのイベントになっている。
(流杉一行)