島の支援学級にマイクロビットを用いたプログラミング教育

 12月23日午後1時から県立八重山商工高校3階マルチメディア室で、支援学級および支援学校高等科の生徒が参加しておこなわれるマイクロビットを用いたプログラミング教育「マイカートでレースをしよう」を実施した。

 これは昨年からはじまっている小学生向けのプログラミング教室を、支援学級でも実施しようと、総務省が音頭を取って、全国各地の支援学校関連10地区、北は富山から南は沖縄までで開催されているもの。

 これは目や耳で直接触れられないプログラミングの学習だが、支援学級の生徒らにコミュニケーションをとるのが苦手な傾向が強く、そこを問題にしないで集中力を発揮できるパソコンを使った授業がこれ。

自閉傾向の子供や、発達障害の傾向持つ偏った子供の才能を、プログラムをつくる経験で、伸ばせる生徒は伸ばそうというもの。

 この日、支援学校高等部から10名、平真小学校から1名、大浜中学校から1名が参加して八重山商工高校の生徒に指導を受けながら、プログラミングの仕方を学んだ。

 すでに、この日の授業の前に4度の学習を重ねており、前に学んだことを思い出しながらの授業で、無線をつかっておもちゃの車をコントロールできるように、マイクロビットの基盤にプログラミングを読み込ませていた。

 高校生の助言を受けながら、生徒らはマイクロビットの基盤から車を操作して見せ、車にマジックを装填して、線を描くなど、様々に走らせて楽しんでいた。

(流杉一行)

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