八重農市開催

 10月20日午後2時から県立八重山農林高校で八重農市が開催された。フードプロデュース科3年生、ライフスキル科2年生、グリーンライフ科3年生、アグリフード科3年生の約100人の生徒が、生産できたものを上手に商品化して、販売するもの。

生徒らに自分たちが手を尽くした農業製品をエンドユーザである地域の人々に販売し、その喜ぶ姿を身をもって知り、学習し、生産活動の意義を再確認するのが目的。

今年3回目の八重農市でもあり、深まる秋は農業の収穫も進む時期とあって、今回も400から500人の来場者が、お目当ての商品を求めて校内を巡っていた。

 今回は、八重山農林高校と交流して関係深い、福島県小野町の小野高校がこの日のために来島して、八重農市に参加。トマトの入った麺や麹入りのドレッシングを販売して、来場者に喜ばれていた。

 なお、今年は八重山農林高校の農業祭が開催される年で、12月に開かれるのが決まっている。

この12月のまつりは、生徒らが午前4時半から学校に出て、フルに準備をしなければ間に合わない大きな農業祭。市民の期待も高まるのは、間違いない。

(流杉一行)

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