7月18日午前10時から石垣市役所市長室に、女子サッカー日本代表のなでしこジャパンメンバー2人と昨年引退した選手一人の計3人が表敬訪問した。
3人は、フランスのオランピック・リオの熊谷紗希選手と、スペインのレアル・ソシエダの後藤三和選手と、昨年引退した永畑亜紗乃さん。欧州リーグのオフシーズンに今回石垣島に来島した格好。
熊谷選手は石垣島でのトレーニングを毎年実施して、今年で4年目。この間、石垣島の小中校生にサッカー教室を開くなど、島のサッカーのレベルアップに貢献している。
この日、中山義隆市長に会い、たのしく談笑して、随行するFC琉球石垣のユン氏が八重山高校のサッカー部が好成績を出している件に触れ、プチ自慢で場を和ませていた。
女子サッカーが、2011年ワールドカップ優勝、2012年五輪銀、そして2014年ワールドカップ銀の快進撃から、2015年五輪予選敗退で監督交代となり、今は新監督の下で、往年のワールドカップ優勝世代が日本代表から離れる中、若手に切り替わるも戦績には厳しいものが続く中、いよいよ来年のワールドカップ予選へ目指して、駒を進めるべく、強化練習が取り組まれている。日本代表の国内組は、なでしこリーグで戦い続ける中、国外組が石垣島でトレーニングする受け皿つくりをFC琉球石垣のユン氏が担いながら、島の子ども達のサッカーの水準アップに、サッカー教室を開催。明日19日夕方4時から、真栄里公園でサッカー教室が開催される予定となっている。
(流杉一行)