八重山初のラジオ体操のこどもリーダー養成講座

 7月17日午後3時から石垣市総合体育館武道場で石垣市体育協会主催による夏休みラジオ体操会こどもリーダー養成講習会がおこなわれた。

 会場には当初10名の参加が見込まれたが、わずか3名しか出席しない寂しいスタートとなった。が、ラジオ体操の指導員として一級指導士の資格もつ宮良博之氏が、指導を開始すると、ラジオ体操が持つ基本原理や約束事、あるいは手足の運びやすい形などが、ひとつひとつ指導され、それぞれ、参加者は見事な体裁きになっていった。

 体の動きのもっとも難しい部分を伝授し、その対処方法を細かに教える宮良氏の助言で、みるみる状態していくのがわかった。なかでも基本姿勢の大切さをいう宮良氏は、健康の維持、体内の呼吸器・循環器・消化器によい影響をもたらすなど、ラジオ体操の効能を述べ、参加した子ども達に、きれいなラジオ体操の普及に期待を込め、熱心な指導を展開していた。

 同協会担当の崎山健氏は「ラジオ体操をもっとしっかりした人の先導で開催したい」「今回はテスト開催で、来年は本格的に取り組みたい」と今後に向けた抱負を語っていた。

(流杉一行)

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